
01
Overview
作品情報を並べるのではなく、
「この作家の世界に入ってしまう体験」
をWeb上につくることを目的に設計しました。
時間、記憶、輪郭、境界、静けさ、余白をテーマに作家性を設定し、作品・エッセイ・プロフィールまでを1ページに構成しています。
キーフレーズは、
記憶には、触れた瞬間だけ現れる輪郭がある。
02
Background / Challenge
この案件で必要だったのは、架空の作家を「それらしく見せる」ことではなく、本当に存在していそうな作家の気配を立ち上げることでした。
そのために、以下のことを整理しました。
- 作品紹介を商品紹介にしないこと
- 余白を保ちながら、迷わない情報設計にすること
- 名前、作品、文章、プロフィールまで一貫した声を持たせること
03
Approach
サイト全体を、スクロールそのものが読書になるように、設計しました。
Heroでは作家名とキーフレーズだけを置き、強い説明や装飾を避けて世界観への入口をつくっています。
作品セクションでは、一冊一冊を商品カードではなく展示作品のように見せる構成に。
『午前四時、街はまだ眠っている』『帰りの森』という2作品を設定し、作品タイトル、紹介文、読後コピーまで含めて作家性を設計しました。
エッセイでは、AI、思想、五感、孤独、時間、境界といったテーマを文芸誌の目次のように配置。
生成り、墨色、鈍い金、深い藍、灰青を抑制して使い、現代アート、文芸誌、編集デザインが交わる静かなトーンにまとめています。
04
Outcome
架空の現代小説家・東雲梓の作家性を、1ページのブランドLPとして公開しました。
Hero / Works / Essays / Profile / Contactを構成し、作家コンセプト、作品設定、コピー、プロフィール、UI、レスポンシブ、スクロール演出まで一貫して実装しています。
作品を強く売り込むのではなく、
「この作家の本を読んでみたい」
と思う前段階の体験をつくることを重視しました。
05
Role
Concept Design
Brand / Worldbuilding
Information Architecture
Copywriting
Editorial Design
UI Design
Frontend Development
AI-assisted Creative Process
06
Process
作家の主題 → 声 → 作品 → 情報構造 → Web体験
の順に設計。
時間、記憶、輪郭、境界という主題から、作品タイトルやコピー、プロフィールまで同じ人物の声としてつなぎ、余白と文字組みを中心としたWeb体験へ展開しました。

