Brand Strategy / Editorial Design / Brand Book
RINKAKU ブランドブック
RINKAKUは、ひとつの商品やサービスを表すブランドではなく、複数の実践や活動が共存する「庭」のような思想空間です。

01
Overview
既存のメモ、文章、対話、活動実績を読み直し、Mission / Vision、Brand Architecture、Voice、Boundaries、Visual Systemまでを整理し、20ページのブランドブックとして設計しました。
中心にある考えは「あったことを、なかったことにさせない。」
ブランド紹介のための冊子ではなく、今後の制作や商品開発、判断に戻れるブランド基盤としてつくっています。
02
Background / Challenge
RINKAKUには、輪郭編集者、MIRRORCLE、本屋 残像、輪郭回復プログラムなど、性質の異なる活動が存在しています。
それらを単純な「親ブランドとサービス」の階層に整理すると、RINKAKU本来の思想や自由度が失われます。
- 何を共通の思想として持つのか
- それぞれの活動をどう共存させるか
- 何をしないブランドなのか
- 言葉とビジュアルの判断を何に戻すか
これらの情報を整理する必要がありました。
03
Approach
最初にサービス一覧を整えるのではなく、
何を守ろうとしているのか。
なぜ、この活動をしているのか。
という、思想のバックグラウンドから構造を設計しました。
その結果、RINKAKUを事業を束ねる親ブランドではなく、思想を共有する「庭」として定義。
庭の中に「戻る / 編集する / 映す / 残す」という異なる入口を配置し、順番や一本道の導線を持たせない構造にしました。
さらに、VoiceやBoundaryとして、
- 本人より先に答えを決めない
- 外側の基準だけで価値を測らない
- ひとつのラベルで、その人全体を説明しない
など、ブランドの判断基準も明文化しています。
04
Visual / Verbal System
言葉の基準は、
静かだけど冷たくない。
やさしいけれど、曖昧にしない。
ビジュアルの核は「 水 / 光 / 紙 / 木 / 呼吸 」です。
白や紙色、水を思わせる淡い色、木や土の茶、深さを表す紺を基調に、紙の繊維や水面、自然光など、少し湿度のある質感を使用。
レイアウトでは、「埋めない。置く。 」を基準コンセプトとし、余白そのものをブランド表現として扱いました。
05
Outcome
20ページのブランドブックとして完成。
そこで定義した内容は、その後、以下のパターンへ展開されています。
- RINKAKU OS
- 商品開発
- Web
- 文章
- MIRRORCLE
- 本屋 残像
- 輪郭編集者の実務
- AI対話における判断基準
ブランドブックを完成物として閉じず、継続的な制作と判断のOSとして運用しています。
06
Role
Brand Strategy
Brand Architecture
Editorial Design
Copywriting
Information Architecture
Art Direction
Visual Design
Voice & Boundary Design
AI-assisted Editorial Process

