Brand / Editorial Design / Service Design
MIRRORCLE サービスガイド
MIRRORCLEは、
答えをもらうためではなく、自分に戻るための占い。
これをコンセプトにした、タロットリーディングブランドです。

01
Overview
未来を断定するのではなく、カードを通して現在の感情や葛藤を映し、相談者自身が自分の選択へ戻るためのサービスとして設計しました。
ブランドの思想、サービス体験、鑑定倫理、言葉、ビジュアルを整理し、10ページのサービスガイドとして制作。
ガイド冊子だけでなく、発信から相談、鑑定、納品、振り返りまでの体験全体を設計しています。
02
Background / Challenge
占いサービスでは、相談者が「答え」を求めやすい一方で、伝え方によっては不安や依存を強めたり、本人の判断を奪ったりする可能性があります。
MIRRORCLEでは、神秘性やカードの魅力を奪わずに、以下のサービスの境界線を、ブランド設計の段階から明確にする必要がありました。
- 未来を断定しない
- 第三者の気持ちを事実として決めつけない
- カードを権威にしない
- 不安や依存を煽らない
- 最後の判断を本人の側に残す
03
Approach
サービス全体を、「苦しさを見る → 鏡をひらく → 自分の選択へ戻る」という体験構造で整理しました。
- どんな言葉でサービスを知るか
- どう相談を預けるか
- どんな状態で鑑定を受け取るか
- 読み終えたあと、どこへ戻るか
この流れをひと続きの体験として設計しています。
リーディングは、単なる鑑定結果ではなく、あとから読み返せる手紙のような編集物として制作。
β版では、相談1件につき3枚+追加1枚のカードを用い、読みやすさのバランスを考慮した約2,000字、7ページ程度のリーディングレターとして納品しました。
04
Visual / Verbal System
言葉の基準は、静けさ80%、人間味20%。
整いすぎたスピリチュアル表現にせず、「分かってほしい。傷つけたくない。でも、苦しい。」のような、矛盾したまま存在する感情も残します。
ビジュアルは、以下のキーワードを中心に構成。
- 深い紺 / 夜の水面 / 円形の鏡 / 月明かり / シルバー / わずかな揺らぎ
「占いらしさ」を強く演出するのではなく、相談者が一度立ち止まり、自分自身へ視線を戻せる静かな世界観を目指しました。
05
Outcome
サービスガイドを完成させたうえで、実際の利用者を対象に無料βテストを実施。
- 募集
- 相談受付
- リーディング
- 納品
- アンケート
- 感想収集
- 改善
までをひと通り運用しました。
サービスガイドの内容を冊子の中だけに閉じず、Threadsでの発信、相談受付、リーディングレター、DM納品、振り返りまで、実際の顧客体験へ展開しています。
06
Role
Brand Design
Service Design
Experience Design
Editorial Design
Copywriting
Information Architecture
Art Direction
Visual Design
Ethics & Safety Design
AI-assisted Editorial Process
07
Process
ブランドコンセプトを起点に、思想をサービス体験と運用へ展開しました。
思想 → 鑑定倫理 → サービス構造 → 言葉 → ビジュアル → 発信 → 鑑定 → 納品
「相談者の選択を奪わない」という判断基準を、コピーだけでなく、サービスの仕組みと運用全体へ反映しました。

